薬食同源

にんにく若葉 TAIYOUに使用している賦形剤5種の由来と安全性について
にんにく若葉 TAIYOUに使用している賦形剤5種の由来と安全性について
にんにく若葉 TAIYOU(体養)の原料(主材)の解説をさせていただく前に、有効成分の保護・安定化(外気中の湿気、光、酸化などの物理的・化学的ストレスから主薬を遮蔽・希釈して保護し、品質保持期間中の分解を防ぐ)の観点から配合している5種類の賦形剤(ふけいざい)の解説をさせていただきます。食品を販売する者として、こういった情報の公開こそ大切だと考えています。還元麦芽糖水飴(マルチトールシロップ) 由来: トウモロコシ・ジャガイモ・米などのでんぷんが原料です。でんぷんから得た麦芽糖を水素添加して作られます。マルチトールシロップは水飴を水素添加したもので、マルチトールを重量で50~80%含みます。錠剤では甘味付けと結合を兼ねて使われます。 安全性: 毒性の懸念はありません。米国ではGRAS、EUでも認可物質です。注意点は、大量に摂るとお腹がゆるくなることだけです。吸収されなかった分が大腸に届くと、腹鳴やガス、腹痛、下痢を起こすことがあります。JECFAが定めたマルチトールの緩下作用の閾値は1食あたり60gで、糖アルコールの中では下痢を起こしにくい部類です。錠剤1粒に含まれるのは多くても数百mgなので、サプリメントで問題になる量にはまず達しません。ただし、過敏性腸症候群の人は少量でも症状が出ることがあり、糖アルコール入り菓子などと重なると影響が出やすくなります。 結晶セルロース 由来: 木材パルプや綿の短い繊維(コットンリンター)から取ったセルロースを、酸で部分的に分解して精製したものです。植物の細胞壁そのものなので、食物繊維と同じ物質です。 安全性: 5物質の中で最も懸念の少ない物質です。セルロースは吸収されずにそのまま便として排出され、一部は腸内細菌で発酵されます。発がん性は認められていません。EFSAは2018年の再評価で、ADIを数値で定める必要はなく、現在の使用量では安全上の懸念はないと結論しました。 ステアリン酸カルシウム 由来: ステアリン酸(脂肪酸)のカルシウム塩です。原料の脂肪酸は、パーム油などの植物油脂か、牛脂などの動物油脂から作られます。市販品の脂肪酸部分は少なくとも90%がステアリン酸とパルミチン酸で、ステアリン酸が最低40%を占めます。錠剤では打錠機への付着を防ぐ滑沢剤として使われます。安全性: 胃腸内でカルシウムと脂肪酸に分かれると考えられています。主成分のステアリン酸とパルミチン酸は、もともと安全上の懸念がないとされている物質です。EFSAは2018年に、数値のADIは不要で、報告された使用量では懸念はないと結論しました。補足として、EFSAは硬化油を原料にするとトランス脂肪酸が相当量混入しうるとして、規格に上限を設けるよう欧州委員会に勧告しています。ただ、錠剤に使う量(通常は全体の1%前後)を考えると、実質的な影響は小さいです。 ショ糖エステル(ショ糖脂肪酸エステル) 由来: 砂糖(ショ糖)と食用の脂肪酸をエステル結合させた乳化剤です。ショ糖に脂肪酸が1~3個結合したエステルの混合物です。錠剤では滑沢剤として使われます。 安全性: 5物質のうち唯一、数値のADIが設定されています。EFSAのグループADIは体重1kgあたり1日40mgで、成人(体重60kg)なら1日2.4gです。食品全体からの推計摂取量は、特に幼児と子どもでADIを上回っていました。ただしEFSA自身も、データのなかった24の食品分類を「使用なし」とみなした推計なので、実際の摂取量はおそらく過大評価だと述べています。錠剤1粒に含まれるのは数mg程度なので、サプリ由来の寄与はごくわずかです。超過が懸念されているのは菓子類などを多く食べる子どもの食事全体であり、錠剤の使用そのものが問題とされているわけではありません。 微粒二酸化ケイ素 由来: 天然の石英などを砕いたものではなく、工業的に合成された非晶質(アモルファス)シリカです。ヒュームドシリカや含水シリカ(沈降シリカ、シリカゲルなど)が使われます。錠剤では、粉が固まらないようにする流動化剤として使われます。 安全性: 5物質の中で唯一、科学的な議論が続いてきた物質で、論点はナノ粒子です。• 2018年の再評価: 吸収はわずかで、ナノシリカを含む試験でも有害影響は見られず、遺伝毒性の懸念もないとされました。ただしナノ粒子の長期試験がなかったため、最終的な結論は保留されていました。• 2024年10月の追跡評価: 新しいデータを踏まえ、ナノ特有の観点も加えて評価した結果、安全の目安とされる「ばく露マージン(MOE)36以上」を全年齢層で満たしていました。2018年に残った疑問には、一般の人について一応の決着がついた形です。出典• EFSA:... 続きを読む...
ブログ「薬食同源」綴りはじめ
ブログ「薬食同源」綴りはじめ
薬食同源ひとなり公式オンラインストアを運営しております株式会社ひとなり代表の馬渡範久と申します。「薬食同源ブログ」第一回目の投稿ですが、さて何からはじめましょうか。弊店は「お客様の健やかさに寄与する」商品をお届けすることを旨としますので店名に「薬食同源」をつけています。この看板に偽りのないよう私自身「薬食同源」の意味を考えた食生活を心懸けています。しかし、これまでには誤った方向に行ったこともありました。誤りに気がついた時には、正しい情報を確かめて軌道を修正してきました。そして、社員達も健康でいてほしいと願っていますので、我が社では、数年前から私が居るときは毎昼に賄い飯を作って一緒に食べています。癌や成人病の原因の話になると”食の欧米化”とよく言われてますから、賄い飯では従来日本人が食していなかった植物油、乳製品、小麦グルテン、砂糖を可能な限り使用しないようにして、先人が培って残してきてくれた日本の食の知恵を活かした献立にするようにしています。写真は、62年の人生で初めて100マイル(約168km)のトレイルランニングレース「Mt.FUJI 100」で完走したときにゴールで撮られたものです。3回目の挑戦で初めて完走できました。40時間以上の長旅で疲れました。 続きを読む...